私たちのプロジェクト


私たちは小規模漁業・養殖業者とともに、持続可能な社会的責任のある漁業・養殖業への移行を加速させます。

プロジェクト十三浜

フィッシュ・アンド・プラネットは、宮城県石巻市十三浜の19名のワカメ・コンブの若手生産者グループとともに、2022年11月に日本初となるワカメ・コンブでのASC-MSC海藻(藻類)認証を取得し、2023年から国内外でASC認証のワカメ・コンブ商品を販売します。
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ワカメ・コンブの19名の若手生産者グループ(「青年グループ」)は、2011年3月に東日本大震災を経験しました。

青年グループのメンバーは、宮城県石巻市十三浜で約70年間、ワカメとコンブの養殖を行っている家系の3代目です。 2011年3月に東日本大震災が発生したとき、十三浜の生産者は大津波によってすべての養殖場と養殖施設を失いました。多くの生産者が養殖業をあきらめて十三浜を離れる中、青年グループの家族は手を取り合い、先祖から受け継いできた土地と海で養殖を再開することを決意しました。当時、青年グループのメンバーは20代でした。

青年グループは日本の漁業・養殖業の衰退、水産資源の減少、海洋環境の悪化に懸念を抱いていました。

以来、青年グループのメンバーは、ワカメとコンブの養殖業に10年以上携わっていますが、日本では漁業・養殖業は人気がないため、漁業・養殖業の就業者数は減少し、著しく衰退しています。さらに、彼らは水産資源の減少と海洋環境の悪化を日々肌で感じていますが、どちらも世界で深刻な問題になっています。そのような中、青年グループのメンバーは、持続可能な責任ある養殖業と豊かな海の環境を次の世代に残していくことを決意しました。

フィッシュ・アンド・プラネットは、青年グループと出会い、ともに歩むことを決意しました。

フィッシュ・アンド・プラネットは、1830年に東京浅草で鮮魚店として創業し、2代目から6代目まで東京銀座(現在は東京麻布)で天ぷら屋を営んできた銀座大新の7代目と他の3名のメンバーによって設立されました。フィッシュ・アンド・プラネットは、青年グループと同じ懸念を抱いていましたが、彼らと出会い、ともに次の世代の持続可能な責任ある養殖業と豊かな海の環境を残していくことを決意しました。

フィッシュ・アンド・プラネットは、青年グループがASC-MSC海藻(藻類)認証を取得することを支援しました。

2021年から、フィッシュ・アンド・プラネットと青年グループは、青年グループによるワカメ・コンブ養殖のASC-MSC海藻(藻類)認証の取得に向けて取り組んでいます。ASC-MSC海藻(藻類)認証は、環境的に持続可能で社会的に責任ある藻類の養殖及び天然資源採取を対象とする国際認証です。2022年4月18日から4月22日に、認証機関であるDNVビジネス・アシュアランス・ジャパンによる認証取得のための現地監査が実施されました。フィッシュ・アンド・プラネットと青年グループは、2022年11月にASC-MSC海藻(藻類)認証を取得しました。

フィッシュ・アンド・プラネットは、2023年からASC認証のワカメ・コンブ商品の販売を開始します。

フィッシュ・アンド・プラネットは、2023年から、青年グループが持続可能で責任ある養殖によって生産した高品質で美味しいASC認証のワカメ・コンブ商品の販売を開始します。青年グループのワカメ(塩蔵ワカメ)の生産量は年間約180トン、コンブ(塩蔵コンブ)の生産量は年間約120トンです。

プロジェクト十三浜の場所

出典:Google map

フィッシュ・アンド・プラネットにご参加ください!

2023年から、ASC認証のワカメ・コンブ商品の販売を開始します。

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